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ロックの部屋

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DEF LEPPARD

デフ・レパード『HYSTERIA』


ロックの部屋にはあまり登場しないけど、ヘヴィ・メタル別に嫌いではないですよ。この『HYSTERIA』なんかヘヴィ・メタル、ファンでなくても、曲の良さポップさから言っても特に聞き手を選ばないような気はします。

ヘヴィ・メタルの要素で重要な物にヴォーカルも楽器の一種である事があります。メジャーな所では【レッド・ツェッペリン】ロバート・プラント、【ブラック・サバス】オジー・オズボーンなど。シャウトしなければならないので、声量があって通る声でなければ駄目。従って、ロックのジャンルの中でもヴォーカリストとして声域が一番広いのはヘヴィ・メタ系のヴォーカリストだと言い切ってもいいのではないか。などと思うわけです。

後は黒魔術だとかオカルトかぶれのテーマがあったりすると、なおヘヴィ・メタルです。

それから聴いていて体全身が熱くなって気持ちが良くならなければだめですね。

【デフ・レパード】はそういった要素を全部持ち合わせている凄いバンドです。さらに【クイーン】並(以上)とも言えるハーモニーの厚さコーラスの美しさなどになおさら興奮します。

このアルバムの曲の良さにはほんと脱帽します。記憶にあるだけでもシングルカットされたのが「ANIMAL」「LOVE BITES」「POUR SOME SUGER ON ME」「HISTERIA」とあります。MTVでもよく彼らのクリップが流れていました。特に印象に残っているのがドラムスのリック・アレンです。彼は交通事故で片腕を無くしてしまったのですが、それを感じさせない特殊キットを使用したパワフルなドラミングにはびっくりというか感動してしまいました。

ジョー・エリオットのヴォーカルも良いし、ギターも気持ち良いです。でもギターリストのスティーヴ・クラークは1990年に亡くなってしまったようですが。

「WOMAN」から「LOVE AND AFFECTION」まで全12曲、捨て曲なしで一気に聴いてしまう。時間が短く感じること。この時ばかりは背中まで伸ばした長髪と黒の皮ジャン着て髪なびかせながら聴きたい気分です。イケイケですよ。(笑)

いゃあ、ほんと、『HYSTERIA』は墓場まで持ち込みたいアルバムだ。(笑)


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